上越市長選挙候補者への歴史まちづくりに関する要望・提言

 歴史を懐かしみ、語り伝えるだけでなく、この先も市民生活の中核を担ってもらいたい。
雁木のまち再生では、個々の空き家を再生・活用するための活動を続けています。まちなか居住や中心市街地活性化の施策も浸透してきました。さらに、町並み、町内、地域として歴史まちづくりの取組を充実していただきたいと、今回の上越市長選挙候補者の方々に、要望を提言しています。
雁木通りは400年の歴史を重ね、大雪でも暮らしを支えてきましたが、自家用車の普及、少子高齢化、家業の廃業などで、最長時の16キロの雁木通りは減っています。たびたびの火災と地震に対する防災対策も、個々の努力に加えて、地域として考えるべきでしょう。
明治後期、雁木撤廃令に反論した関野貞博士(法隆寺再建論争で著名)は上越出身だけに、大雪に対する雁木の役割を述べていました。
さて、この先はいかに? 各候補のご回答は17日以降に公表します。
市長選の論点の一つだけでなく、縮小する次世代の市民と課題を共有したいと考えます。

上越市長選挙候補者への歴史まちづくりに関する要望・提言書

公開質問への回答書

※各候補からの回答は16日締め切りとしているので、回答の公表は18日か告示日の19日になります。