新潟県が中古住宅のリノベーション補助を始めるそうです

新潟県が中古住宅のリノベーション補助を始めるそうです。
上限金額が300万円と大きいことから、既存住宅を購入して改修を予定している子育て世代にはありがたい補助金になります。
どの程度の予算になるのかは不明ですが、すぐに予算上限に達してしまうと思われますので、利用を考える方は春以降の情報に注意しておく必要があります。

<新潟日報デジタルプラスの記事>

 子育て世帯が安くマイホームを購入できるよう、新潟県が中古住宅のリノベーション(新たな価値や機能を付け加える改装工事)代を補助する事業を実施する方向で最終調整に入ったことが2月8日、分かった。補助額は最大300万円程度を軸に検討されている。県が力を入れる子育て支援策の一環。社会問題化している空き家対策にもつなげる。

 関連費用を2024年度当初予算案に盛り込み、19日開会の県議会2月定例会に提出する。国の調査によると、新潟県内の空き家の数は2018年時点で14万6200戸に上り、13年時点より1万戸以上増えた。今後も人口減に伴い、増加の加速が懸念されている。

 補助事業はこうした現状を逆手に取り、マイホーム取得を望む子育て世帯を優遇して、子育てに優しい県をアピールする狙いがあるとみられる。

 中古住宅を買い取り、リノベーションして販売する業者らに経費を助成し、転落防止器具の設置や段差の解消など、子育て世代向けに改装した中古住宅を安く購入できるようにする。一戸建て住宅が対象となるもようだ。

 花角英世知事は2024年度当初予算編成で、子育て支援に力を入れる意向を示していた。結婚から育児まで切れ目なく支援し、最大の課題である人口減少問題を克服したい考え。

 新潟県は23年度、生まれた全ての子どもを対象に入園・入学前に計10万円の定期預金を贈る事業を始めている。


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